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新感覚?懐かしい?最新SNSアプリ5選

Nami Yoshida
Designer

こんにちは、デザイナーの吉田です。
みなさんは、普段どんなSNSアプリを使っていますか?
スマホが普及して以来、X(Twitter)、instagram、LINEなど有名なSNSは私たちの日常の一部になっていますが、今でも世界中でぞくぞくと新しいSNSアプリが生まれています。
今回はそんな最近生まれた新しいSNSをいくつか紹介したいと思います。

画像が投稿できないSNS「noplace」

noplace

こちらのアプリは、2024年7月1日に一般公開しわずか1日でThreadsやTikTokを抜いてアメリカのApp Storeダウンロードランキング1位に登場したことで、日本でも少しずつ話題になってきています。
「noplace」の特徴は、「ありのままの自分でいられる」ことを強みとして写真や動画は扱えず短い文章しか投稿できないところです。これが逆にSNS疲れが社会問題になっている今の世代に刺さったのかも知れません。

デザイン自体はシンプルですが、メニューバーはグラスモーフィズムを用いていたり、レトロゲームに出てくるようなデザインをステータスやレベルのアイコン、ローディング画面に使っていたりするなど、所々に遊び心があって可愛いです。
また、個人ページではテキストや角丸の数値など自由に設定でき、カスタマイズ性の高さも新鮮みがあって楽しいです。

音楽好きのためのSNS「Amity」

Amity

「Amity」は音楽プレイヤーが統合されたSNSアプリで、2023年1月に日本でリリースされました。”Discover, Share, Enjoy” をキャッチコピーに「音楽を発見し、シェアし、楽しむための場所」としてユーザー同士好きな音楽について語り合いながら曲も聴けるのが特徴です。投稿をタップするだけで曲が再生でき、タイムラインをハッシュタグ「#jazz」などで絞り込んで連続再生やシャッフル再生もできます。

各投稿にはその曲のジャケット画像が表示され、デザインがミニマムなので画像がより引き立つように感じます。
タイムラインはTwitter風のUIになっていて、馴染みある操作感で使用できます。

フォロワーもいいねも存在しないSNS「Maven」

Maven

このアプリは2024年の1月頃にアメリカでリリースされました。いいねやフォロー/フォロワーの機能はなく、注目を集める挑発的なコンテンツをおすすめする機能を意図的に排除し、代わりにAIを使ってユーザーが本当に求めているもの提供することを目的としています。
例えばユーザーがテキストを投稿するとAIが内容を分析してそれに関連する話題のタグを付け、その話題のページに投稿を表示します。ユーザーはそこから自分の投稿に「いいね」がつくかどうかを気にせずに、自分の投稿と関連する話題について会話できます。

黒色をメインカラーにテキストは白、リンクは赤色で構成されたデザインが特徴的なアプリです。
こちらもタイムラインはTwitterとかなり似ていますが、いいね数やリポスト数、インプレッション数の表示はなく、代わりに各投稿に関連する話題のタグが目立つように設置されています。

リアルの友達とアバターでつながる「Bagel」

Bagel

こちらは2023年1月頃日本で提供が開始されたメッセンジャーアプリです。Bagelは、既存のSNSで起こりがちな匿名性を悪用した問題・トラブルに対し、「10代がもっと楽しくもっと安全に会話することができるコミュニケーションサービスを作りたい」というコンセプトで開発されました。そのため従来のように見知らぬ人とつながるためではなく、既に面識のある友達同士でつながり、楽しむことを目的としています。

全てのコミュニケーションがアバターを通して行われ、細かい顔のパーツやファッションなど自由にカスタマイズできます。
アバターを通じたコミュニケーションは少し前に話題になった「Bondee」というアプリにもありましたが、立体的な3DCGのデザインが特徴的で可愛いですね。
ただBagelはコンセプトやアバターのカスタマイズ内容的にも10代中心のより若い世代にターゲットを絞っているようです。小中学生が安心して使えるSNSとして話題になるともっと広まっていきそうです。

無限に広がるプロフィールが新感覚「ID by amo」

ID by amo

こちらは2023年11月頃フランスからリリースされました。「ID by amo」の特徴は、無限に広げられるプロフィールのキャンバスに、好きな画像をステッカーにして貼ったりテキストを打ち込んで自分だけの世界観をビジュアルで表現できるところです。さらに友人と共同編集することもできます。
ただ「友人関係をネットに取り戻す」がコンセプトとしているため、アプリを使用するには友人を招待し、その中で最低一人がアプリをインストールすることが条件です。
アプリを開発した会社「amo」はその後位置情報を共有できる「Location by amo」や撮った写真をその場で共有できる「Capture by amo」も次々とリリースしています。

amoのコーポレートサイトはお洒落ですが、アプリ自体のUIは、プロフィールボードの邪魔にならないような最低限のデザインにしているようです。ボタンなどのデザインにうっすらニューモフィズムを取り入れられていて可愛いです。

まとめ

以上5つ、SNSアプリをご紹介してきましたが、みなさんは知ってるまたは使ったことあるアプリはありましたか?
最近でてきたSNSアプリの特徴としては、既存のSNSでの問題を解決するコンセプトだったり、一つの機能(音楽プレーヤー機能やプロフィール機能など)に特化したものが増えてきている印象です。
もしかしたら数年後には、
この中のどれかのアプリが皆さんの日常の一部になっているかも知れませんね。
それではまた!