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デザインの参考に!素敵なフリーペーパー5つ+α
こんにちは。デザイナーの丑澤です。最近急に秋らしくなってきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。私は先日スタバのパンプキンスパイスラテを飲んで秋を感じてきたところです。
さて今回は、見ていて楽しい、デザインの参考にもなる、おすすめフリーペーパーをいくつかご紹介したいと思います。
それは、どうぞ!
メトロミニッツ
東京メトロ52駅の構内で毎月20日に発行しているフリーマガジンです。
2021年1月にリニューアルされ、日本全国の暮らしや食文化についておしゃれに発信しています。毎回表紙や中身のあしらいが可愛くて、駅で新刊を発見するとすぐに手にとり中身をチェックしています。
花椿
株式会社資生堂が発行しているフリーマガジンです。創刊は1924年。なんと戦前97年前から続いています。(当時は『資生堂月報』として刊行されており、1933年にその後継として『資生堂グラフ』、1937年に現在の『花椿』に誌名変更されています)
美容・化粧情報を中心に文芸、カルチャー、ファッション、食文化や海外トレンドなどを資生堂ならではの感度で切り取り発信しています。毎回写真がすごくおしゃれで、構図や色味の勉強にもなります。
ちい告
年4回発行されている、極小フリーペーパーです。
一般的な冊子と違い、中には名刺サイズのカードがたくさん入っていて、一枚一枚に可愛いイラストや魅力的な情報がぎっしり詰まっています。
毎回日常のささいなモノゴトを独特な視点でまとめていて、例えば、女性誌でよくある「おしゃれな人のバッグの中身」をアレンジした「(真実の)バッグの中身」(中には入れっぱなしのレシートやガス料金の支払い用紙、ガムの片割れ等々、、)など思わずクスッと笑ってしまう内容が盛り沢山です。
BOOKMARK
金原瑞人さんという翻訳家の方が2015年から刊行している、海外文学を紹介するフリーペーパーです。CDケースのようなサイズ感と表紙のイラストが可愛いです。
中は1ページに1冊ずつ本の紹介が載っていて、解説文も読みやすいので、あまり海外文学を読んでこなかった私でも毎回いくつか気になる作品が見つかります。
こちらは都内の書店やカフェなどでちらほら見かけます。
ヘルス・グラフィックマガジン
株式会社アイセイ薬局が年4回刊行しているフリーペーパーです。毎号ひとつの症状にフォーカスし、医師や専門家監修のもと、メカニズム・改善方法・発症リスクなどをクオリティ高いイラストやデザインで紹介しています。表紙が毎回ハイセンスです。中は見開きごとにコンテンツが完結していて、それぞれテイストが全く違うのでどこから開いても楽しいです。
こちらはアイセイ薬局のHPで最新号からバックナンバーまで無料公開しているので、ぜひ眺めてみてください。
フリーペーパー専門店!ONLY FREE PAPER
最後に紹介するのは、中目黒にあるフリーペーパー専門店です。
ここには日本全国のいろいろなフリーペーパーが集まり、店内の机、棚、ショーケースなどにびっしり陳列されています。気になったフリーペーパーは無料で持ち帰ることができます。また¥200で専用の持ち帰り袋も販売されています。
近くにきた際はぜひ寄ってみてください!
以上、5つのフリーペーパー+αを紹介してきましたが、どのフリーペーパーも「これ本当にタダ?」と疑ってしまうくらい個性的で素敵ですよね。
レイアウトやイラスト、あしらいなどデザイン要素もクオリティ高いので、フリーペーパーはデザインの参考にもってこいです。みなさんも見かけたらぜひ手にとってみてください。
それでは、また!